テレビのニュースや新聞などによると、札幌などで「サミット反対」のデモが行われたようです。
サミット反対の人の意見は「先進国の利害だけで世界を動かすな」「環境問題は先進国が引き起こし途上国が被害をこうむっている」「先進国の人口は世界の数パーセントにしかすぎない」というような内容が多いみたいです。
私にはどうも、このデモを行っている人たちが意味不明なのです。
主張している内容はよくわかるし、その通りだと思います。地球規模で環境破壊が進む中、先進国の利害だけで、例えば二酸化炭素の排出量をお金で売り買いしている現状は、たしかに問題はあるかもしれません。現状ではそれが最善策なのかもしれませんが、もっと良い方法を、世界中で話し合う必要はあると思います。
しかし、それがサミットを開催することに反対という意見に、どうしてつながるのかがわからないのです。
日本に住んでいる人が「サミットなんかしたら日本でテロが起きるかもしれないからやめろ」とか言うんならわかるんです。
でもね、「地球全体のことを考えろ」という意見が「サミットをやるな」になるって、ちょっと変ですよね。「サミットで、地球全体のことを話し合え」と言うのならわかるのですが。だって、サミットすらしなかったら、先進国は今よりもっと自国の利益のために環境破壊をしますよ。
それが、サミットという世界中が注目する会議を行うことで、少しかもしれないけれど、少なくともサミットをしないよりは良い方向に向かっているのは明らかでしょう。
なのに「サミットを行うこと自体に反対」というのは、言ってること(意見)とやってること(サミット反対デモ)が、ちぐはぐになってしまっています。
どう考えても「サミットをやるな」っていう主張は意味がわかりません。


